ASRの取り組み

ASRとSDGs
SDGsとは、2015年9月の国連サミットにおいて採択された「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称です。国連加盟の193か国が2016年から2030年までの15年間で達成するために掲げた国際目標です。17の大きな目標と、それらを達成するための具体的な169のターゲット、232の指標で構成されています。

荒井建設の社会的責任「ASR」の行動指針として掲げている原則は、「公正な事業活動」「環境との調和」「地域・社会との調和」「人間尊重」の4項目です。その行動指針に基づく多くの活動は、下図「ASRとSDGs」に例示しているとおり、SDGs(17の目標)と密接に関連しています。
当社は、ASR活動の推進を通じて、SDGsの達成と持続可能な社会の実現に貢献してまいります。
労働安全衛生活動

当社で働く人すべての人命を尊重し、全員参加の計画的活動により、ゼロ災害と健康増進を目指す
1.労働安全衛生関係法令および当社の安全衛生に関する規定遵守
2.ツーチャレンジルール実践による不安全行動の根絶
3.リスクアセスメント実施によるリスク低減とKY活動の水準向上
4.交通事故の撲滅
5.健康の重要性の啓発
6.関係請負人の自主的安全衛生活動への支援
2019年4月1日改定
安全な建設物を提供し、安心と信頼を得るためには、建設に携わる作業員の命を守ることが、なにより重要です。私たちは中央安全衛生委員会を設置し、いち早くリスクアセスメントによる災害の芽を摘む活動に取り組むなど、全社一丸で「安全」を最優先に考えています。 また、社長を先頭に協力会社との合同安全パトロール活動を行っています。
「安全旗」から「安全衛生旗」の掲揚へ

事業主・経営首脳者研修会

安全衛生パトロール

ツーチャレンジ・ルールの実践

ツーチャレンジ・ルールを実践し、不安全行動やヒューマンエラーによる労働災害を防止するため、「もう1回言ってみよう!もう一度確認してみよう!無視されても2回が大切」というスローガンのもと、お互いに安全確認しあうという活動を展開しています。
◎ツーチャレンジ・ルールとは、「一度言ったから、あとは知らない」とするのではなく、伝えるべき内容が、間違いなく、正確に、確実に伝わったかを確認するための取り組みです。すなわち、もう1回言ってみよう!もう一度確認してみよう!2回言おうというルールです。
「健康企業宣言運動」は、 従業員の健康管理を積極的に企業が取り組み、 病欠による欠勤などを防ぎ、生産性の向上、 業務効率の向上を図ることを目的としています。

品質・環境活動
私たちは、SC(顧客満足)を第一に考え、「品質」にこだわった建設物を提供します。 ここでいう「品質」とは建設物の品質を指すばかりではなく、お客さまが満足し喜ぶ仕事・サービス、そして迅速な対応をも含んでいます。 そのために品質マネジメントシステム(ISO9001)を構築し、品質管理委員会でシステムの継続的改善を実施することにより、安心・安全で長期的な付加価値の提供を行っています。
また、私たちは、より良い地球環境を次世代に引き継ぐために、CO2 や廃棄物の発生抑制、リサイクルの推進、廃棄物の適正処置に努めなければならなりません。そのために環境マネジメントシステム(ISO14001)を構築し、全社をあげて環境配慮企業として地域社会と地球社会の両方に社会的責任を果たしていきます。

全社一丸となって お客様に喜ばれる質の高い建設物と サービスを提供する
1.お客様のニーズ・期待に応える
2.法令・規則を守る
3.継続的改善に取り組む
2009年4月1日

荒井建設は、建設業を基軸とする当社の事業活動が、地球環境に深く関わりがあることを認識し、環境への 負荷低減に努め、持続可能な社会づくりに貢献します
1.省資源・省エネルギーを推進する
2.廃棄物削減・再資源化を推進する
3.公害防止・汚染の予防に努める
4.環境奉仕活動を推進する
5.環境法規制、その他の合意事項を遵守する。
6.環境マネジメントシステムを運用し、継続的に改善する 。
7.環境方針は当社で働く、または当社のために働く全ての 人に周知徹底し、社外にも公表する
2009年6月9日

Fun to Share
このキャンペーンは、各企業・団体・地域社会、国民一人ひとりが連携して、豊かな低炭素社会づくりに繋がる情報・技術・知恵を共有し、連鎖的に拡げていくことで「ライフスタイル・イノベーション」を起こし、低炭素社会の実現を目指す取り組みです。
これからも、当社の事業活動「建設業」が地球環境に深く関わりがあることを認識し、環境への負荷低減に努め、持続可能な社会づくりに貢献してまいります。





技術力の研鑚
質の高い建設物を提供するには、高い技術力が必要です。
私たちは北海道の開拓という歴史の中で鍛え上げられ、蓄積された技術を技術専門部会を通じて、さらに向上させています。また、ICT先端技術を駆使し、情報の共有・データの蓄積を行うことで、より高品質の建設物を提供していきます。
I-CONSTRUCTION
国土交通省の推進するi-Constructionは、建設生産システム全体の生産性を大きく向上する取組です。
当社では、i-Constructionの運用開始と同時に、ICTへの取り組みを開始しました。ICTの推進は、土木技術部が主体となり、自社所有の3Dレーザースキャナ、UAV(Unmanned Aerial Vehicle)を使用して、各工事現場のICT施工をサポートしています。






また、3次元CADソフトを使って、土工以外のコンクリート構造物やグラウンドアンカーなどの3次元モデルを作成し、点群現況図と合成して現場の施工に役立てています。
当社は、建設工事を安全に施工するということは社会的使命であり経営の基盤をなすものとの認識のもと、関係法令の遵守、安全衛生管理体制の確立、ツーチャレンジルールの実践、安全パトロールや各種安全衛生教育の実施をはじめとして、リスクアセスメントの実施によるリスクの低減、交通事故防止対策、健康管理の実施、さらには協力会社の安全衛生活動への支援等に取り組んできました。
こういった当社の安全衛生に対する考え方・方針を当社で働くすべての人たちで共有し、全衛生活動を強力に推進する決意を表明するシンボル=旗印として「安全衛生旗」を本支店・各作業所に掲げ、安心して健康に働くことのできる職場環境の実現に努めています。