北海道陸揚局(仮称)新築工事

北海道と秋田県を光ケーブルで結ぶ海底線陸揚局(中継所)の新築工事。携帯大手の共同によるプロジェクトの建物でした。
北海道と秋田で同じ建物を同時期に施工。当社は北海道側を手掛けたわけですが、秋田側の所長と意見交換し、無事完成に至りました。
室内の階高が5mほどあったため、型枠支保工の計画段階で、支保工と解体後の仕上作業が可能な兼用の支保工足場を計画し、作業性の効率化と工程日数の短縮を図りました。また足場全面を作業床にすることで墜落転落災害を防止。安全面でも成果を出すことができました。
現場は海岸沿いで風が強い日が多く、周辺には大きな建物もないため、冬はホワイトアウトを何度も経験。通勤災害には特に注意喚起と指導を行いました。建物は小さくとも、これから国内全体そして海外へも繋がっていくであろう大変重要な施設です。世界に長く貢献してくれるとうれしく思います。

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そのほか

竣工年

2023

住所

北海道小樽市銭函